葛を使ったお菓子として、葛をコーティングした練り切り、葛饅頭の2種類をよく作りますが、暑い季節にどちらが嬉しいかというと、断然「葛饅頭」のほうです。
プルルン、つるりんと喉を通る食感が嬉しい「葛饅頭」は、甘い餡子と合わせてもいくつでも食べられそうな気がして、そのうち暑さが気にならなくなったものです。
本葛粉は水と混ぜて加熱すると弾力性のある透明なゲルになりますが、冷却すると白くなり粘りも弱くなります。
だから熱いうちの手早い作業が欠かせないのですが、今は冷めてから扱っても大丈夫という粉が出回っていますので、楽に葛饅頭を作ることが可能になりました。
中の餡までつるりんと食べられる葛饅頭ですがシンプルな漉し餡が大好きです。
ブルーベリーの砂糖漬けを2、3個中に入れるだけでも十分美味しいです。暑いときのデザートとしてすごく美味です。
水の代わりにマンゴージュースとラムネシロップ、ブルーベリーエキスを使ってみました。中は白あんでさっぱりと。気分はトロピカル!