今月のテーマ:「和の素材でクリスカスのデコレーションをする」
12月には和のクリスマスとして、練り切り製の「サンタクロース」や「クリスマスツリー」の上生菓子が店頭に美しく並びます。
どの作品も美しくて食べるのをためらってしまうほど。
こんな美しい造形の和菓子は職人さんたちにお任せするとして、我がサロンでできることは何か?を考えました。
思いついたのが
①「あんこ玉クリスマス」です!
あんこ玉をたくさん作って、「あんこ玉クリスマスツリー」「あんこ玉クリスマスリース」などを製作すればパーティーの時に大勢でピックしながら味わうことができるのでは?
お味の方もいっぱいいっぱい考えて。
ラズベリー味、ゆずピール(オレンジピール)味、クリームチーズ味、紫芋味、ココア味、コーヒー味、バタームリーム味・・・。
たくさんのフレーバーでたくさんのカラーにして、それぞれの感性であんこ玉を飾り付ければ良い。
そして、できましたできました!
6回20名の皆さまが参加してくださった12月のサロンで、色、味ともに色とりどりのあんこ玉がたくさん作られていきます。
コーティングは寒天液ならぬアガー液で。ツヤツヤ感と透明感を一層引き立ててくれます。
最後は金粉銀粉が宙を舞い、きらきらピカピカのあんこ玉が完成しました。
②「薯蕷練り切り・ヒイラギ」
練り切り生地の中でも特に好きなのが大和芋を使った「薯蕷練り切り」です。
蒸したりふるいにかけたりと少々面倒ですが、真っ白な仕上がりはテンションが上がります!
今回は抹茶を使って淡い挽き茶色に染めてヒイラギとしました。
とにかく美味しい!
クリスマスディナーのあとのデザートの一品としても全然大丈夫。
③「粒あん松ぼっくり」
粒あんを円錐状に丸めて、コーンフレークをただただ突き刺していっただけのこのお菓子、最後に「泣かない粉糖」をふりかけると、まぎれもなくパリパリの素敵な和菓子松ぼっくりが出来上がりました。
このような簡単だけれどもお味・舌触り、ともに良いお菓子が出来上がるととても嬉しくなります。
オリジナル和菓子の醍醐味でしょうか。
こうして作って食べて歌って?、遊び心満載の2018年12月が終わりました。