台風19号や大雨による河川の氾濫など、いつにも増して自然災害の多かった10月ですが、そんな中、7回サロンを開催することができ、29名の皆さまが参加してくださいました。
ご参加くださった皆さま、ありがとうございました!
★「栗饅頭」
秋といえば栗!
誰もが好きな栗を使った和菓子の代表格の「栗饅頭」です。
生の栗の鬼皮をむき、渋皮をむき、甘露煮として仕上げるまでに2日!
大変な思いをしてまで市販ではなく自作の甘露煮にこだわるのは、やはり美味しさを大切にしたいから。
皆さん、とても美味しそうな栗饅頭に仕上げてくださいました。
焼き菓子は出来立てよりも翌日以降のほうが美味しいもの、翌日を楽しみにお持ち帰りいただきました。
★「さつまいもとりんごのプリン」
プリンといえば、「卵+牛乳+砂糖(+生クリーム)」がメインの材料ですが、「牛乳+砂糖」を「さつまいも+100%りんごジュース」に変えてみたら、ちゃんと固まるのか?
という命題に挑戦したくて、このプリン作りを思いつきました。
結果は大成功!
卵は最小限に抑えましたが生クリームを使うことによって、さつまいもの香りとりんごジュースのほのかな酸味が感じられる、なめらかなプリンが出来上がりました。
りんごつながりで、トッピングには薄くスライスしたりんごのバラを飾ってみました。
バラがなくても全然OKですが、バラを飾ることによってまるで売り物のような美しいプリンの完成です!
自作カラメルソースの茶色とミントの緑色もよいアクセントになってくれました。
★「みたらし団子」
昨年大好評だったみたらし団子。
「球断器」という珍しいお道具を使うたびに歓声が上がっていました!
昨年経験した人は順番待ちが待ち遠しく、初めて作る人はその仕組みや完成が想像できないらしく、いずれにしても「うおぉ〜」「わあぁ〜」といった歓声が上がるのです。
出来上がりを直火で焼いて、タレをつけてその場ですぐに召し上がっていただきました。
みたらし団子は出来上がってすぐのお味が最高です!
「お行儀よくしないでパクついてください」と言うまでもなく、皆さんのもぐもぐタイム、美味しそうでしたよ!
今年のタレは一工夫を施しました。
出来上がりに甘酒を少々加えます。
これは「甘酒で作る浅漬け」という講習会に行った際に、先生から「『甘酒+醤油+梅干し』でまるでみたらし団子のタレの味になりますよ。」というお話がありましたので、「だったら、本当にみたらし団子のタレに甘酒を加えてみよう」という逆発想になったわけです。
昨年から十分美味しいタレでしたので、大きく変化したわけではありませんが、きっとさらなるコクと旨味がでていると確信しています!
★じっくりラボ「オーブン和菓子3種」
「栗饅頭」「レーズンバター餡のホイル焼き」「味噌松葉」の3種類です。
「レーズンバター餡のホイル焼き」は黄身餡にブランデー漬けのレーズンとバターを配合しています。参加者の皆さんはこの餡子にかなり興味をお持ちのようでした。
「味噌松葉」は京都の先生から教わったもので、どこへ持っていっても大好評を得ている和菓子です。
味噌の風味がほんのりと残る甘いおせんべいは「やめられないとまらない」を地で行く定番和菓子です!
今月は栗、りんご、カラメルソース、レーズンなどの下準備がかなり大変なサロンでしたが、参加者の皆さまが喜んでくださる顔を思い浮かべると、下準備も全然苦ではない、楽しい作業でした。
今月も楽しい和菓子作り、ありがとうございました!!
第1回目はフランス人親子も参加。英語の飛び交うサロンでした!
10月2回目。台風接近で電車も止まり、お店もクローズしているなかでのサロン開催。参加者の皆さんがこの日しか取れないとのことで午前中に振り替えて強行開催。窓の外は暴風雨でした!
3回目。何回も参加されている方たちです。はじめての「球断器」も難なくクリア。お行儀よく試食タイムまでみたらし団子を置いておかれました。惜しいっ!
10月4回目。台風から一週間がすぎて、またもや大雨のウィークエンド。サロン開催中は雨は大丈夫でしたが、近隣の河川の氾濫も心配です。参加4名の方の集合写真撮り忘れました💦
5回目。ご友人同士2組の参加です。楽しく語らいながらの制作となりました。
6回目。月一の英語で和菓子タイム。海外経験豊富な皆さんでも、なかなか手と頭は同時に動きません。いつのまにやら知らず知らずの間に日本語に切り替わってしまいます。(泣)
7回目。月に一回の「じっくりラボ」です。
オーブン和菓子が3種類でしたので、オーブンはフル稼働。なかなか出来上がりが冷めなかったりで、試食タイムを先にし、最後にラッピングを行いました。