2020年1月29日(水)に美しが丘西地区センターにて、和菓子イベントを行いました。
美しが丘西地区センターでの開催は初めてです。
「初めての和菓子レッスンを」との依頼でしたので、初めて和菓子を作る方でも簡単に楽しくできるメニュー、そして早春らしいメニューとして決めたのが、練り切りの「椿」と「水仙」、それにお花の落雁です。
定員12名のところ、最終的には14名の皆さま(男性もおひとり)が集まってくださいました。
練り切りの「椿」は、自家製の着色料として「ビーツ」を乾燥させ粉砕しパウダー状にして使いました。安心な自然着色料です!
少し珍しい造形ですが、出来上がった「椿」を見て、「わあーできたー!」「きれいな色が出せたよ」とあちこちから歓声が上がっていました!
白い「水仙」とともに、早春の季節を感じていただけたのではないでしょうか。
「お花の落雁」では、普段落雁作りに使う「寒梅粉」ではなく「葛粉」を使いました。
自宅サロンでも最近の落雁作りには「葛粉」を使っています。
「葛粉」の口当たりの良さ、滑らかさ、きめの細かさなどを経験してしまうと、どうしても「葛粉」の方に軍配が上がってしまいます。
しかし値段も当然「葛粉」の方が高くつきますから、お正月などちょっと気合をいれて落雁を作る時に使いたい材料です。
木型も「桜」「梅」「バラ」「菊」などお花を中心に”かわいい系”の木型を多数用意いたしました。
一足早い春のお花畑のような落雁のお花たちです!
また「寒梅粉」落雁と違って、少々熱を加えてあげる必要があります。そのほうがしっかり締まって崩れにくい落雁に仕上がるのです。
地区センターでもオーブン70度ほどでしばらく熱を入れる作業を施しました。
地区センターイベントの時は、ばたばたと大変忙しく写真を撮るヒマはありません。
今回も作業中の写真は全く撮れずじまいでした。
代わりにというのもヘンですが終了後に、いつもアシスタントをしてくださるY先生とのツーショット写真を初めて撮ってもらいました。
初参加の方も楽しい時間を過ごしてくださったのではないかと思っております。
ご参加くださいました皆さま、ありがとうございました。