5月の風薫る爽やかな季節にぴったりのお餅(外郎製)が「木の芽餅」です。
山椒の新芽の香りを餡子に忍ばせるって、いったい誰が考えたんでしょうか?
『味噌+山椒 木の芽』の組み合わせの妙に、春が進み初夏近しの季節感を敏感に感じ取るのがわたくしたち日本人です!
「香り餡子」の応用編というか、いえ上級編でしょうか。
山椒の葉っぱをたくさんもらってきました。
山椒の葉っぱは、普通叩いて使います。
叩くことで組織が壊れ中の精油成分が出てくるからです。
刻まないで使う時は生の葉っぱでほんのりとした香りを十分に楽しむことができますが、細かく刻んで使う場合は水分がじゃまをして良い香りが少し劣るように感じるのですが。
そこで実験をしてみました。
写真左が生の葉っぱ、右が60度で4時間乾燥器に入れた葉っぱです。