柚子玉と名付けて

柚子入りのお菓子がとにかく好きで、柚子の季節は毎年ワクワクするのですが、それもこれも柚子の風味に癒されるからです。

 

お菓子はもちろん、お吸い物に小さく切って添えてある柚子の香りでさえ、ふわあーっと気分がよくなります。


ヘタ以外はすべて大切に利用します。

 

パウダーにして餡子と混ぜるのが一番簡単で一番手っ取り早い。

 

しかしそれだけでは芸がないので、砂糖漬け、ジャムなどを1年分作っておいて、好きな時に柚子味を楽しむというわけです。


お茶請けに簡単に作れるのが餡玉ならぬ柚子玉(と勝手に命名)です。

 

柚子のパウダーやジャムをたっぷりと混ぜ込んだ柚子餡をただ丸めるだけ。

 

上から寒天で作った錦玉羹を流してコーティングすれば、それだけでりっぱな手土産にもなります。