鮎は大漁をねらう

「若鮎」とは、カステラ生地の中に求肥を包んで半円形に折りたたみ、焼ごてで目とヒレを入れて鮎に見立てた焼き菓子です。

「調布」というお菓子もそうですが、カステラ生地と求肥を合わせるという新技を見つけ出した先人には脱帽です!まだ熱いカステラ生地に求肥が少しとろけてなんとも言えない歯ごたえと美味しさになるのです。

若鮎を作る時は大量に、いえ大漁に。たくさん作ってあちこちに差し上げるととても喜ばれます。またopp袋に入れて仕上げるので、初夏の大人の遠足やハイキングのお供にもぴったりです。

冷茶の季節の楽しみ


ゴールデンウィークが明けた頃から暑い日がじわじわと増えてきます。冷菓ではちょっと早過ぎるし、では冷たいお茶と和菓子をという時に絶妙なタイミングでこのお菓子があると幸せ。

来客のもてなしにも一役買ってくれる若鮎です。


初夏の梅仕事ならぬ「鮎仕事」